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Empty is run about freely. Flying, will drink water, it will have a meal, or a swallow will be made anything in the air.

Profile

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「しあ(Cyeq)」と言います。

一人称に私を用いることがありますが、男性です。

怠惰な性格ゆえ、ブログを頻繁に更新することはないかもしれません。

 

Twitter

 ■ ID : @_Cyeq(旧:@Enql2yption, @pr__sq)

複数のアカウントを運用するのが億劫になったため、一つのアカウントに統合しました。

ツイートの話題にはまとまりがありません。

センシティブなコンテンツにわりと反応するので、この点はご留意ください

私の方から自発的にフォローすることはまれです。

フォローバックは適当です。

リムーブ/ブロックなどに関しても、ご自由に。

 

ゲーム

 ■ D4DJ GroovyMix / PlayerID : vZMVSFdk

2021年2月半ばくらいからチマチマと触るようになりました。DJ道十段。基本は野良で遊んでいます。使用端末はiPhoneXR。フレンド申請などはお気軽にどうぞ。

 ■ CHUNITHM

最近はほとんどプレイできていません。

 PS4

APEXやるくらい。下手。

 

読書メーター

 ■ そろそろ更新しないとナー。

 

YouTube

 ■ ゲームのアーカイブ保存用。配信は身内向けです。APEXをやっているときはめちゃくちゃ口が悪いです。

 

みんなの趣味の園芸

 ■ 自宅で栽培している植物の写真をあげています。バラばっかりかも。

 

そのほか関心のあるもの

 ■ アニメ … 最近はあんまり見ていません。

 ■ 映画鑑賞 … アニメの劇場版くらいしか見ていない。

 ■ 喫煙 … ヤニのカスです。ショートピースが一番好き。ダビドフアメスピアークロイヤル辺りもよく吸っています。

 ■ コーヒー … 毎日飲んでる。

 

下記は補足事項です。

 

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モスガーデン(完全屋外型コケリウム)における試論

もともとこのトピックで記事を書くつもりはなかったのだが、とある業者の方と話をしてみたところ私の栽培方法はかなり型破り(というより、破滅的?)であることが発覚したため、経過観察も兼ねてブログに記録しておく。

ここ何年か、密閉容器などを使って様々なコケの栽培をおしゃれに楽しむ、いわば「コケリウム(苔テラリウム)」なるものが密かなブームを巻き起こしていた。

実際にコケリウムの専門店もあるくらいだし、その手法を学ぶ教室のようなものまで開催されているので、結構なニーズがあるのだろう。

Instagramでも何処かの湿地帯の風景を一つの瓶の中に凝縮したかのような作品が大量に流れてくる。あれは天才的だ。

 

しかし、素人ながらにふと疑問に感じたのだが、どうして揃いも揃って何らかしらの容器の内に閉じ込めて、室内で育てているのか?

あらかじめ明言しておくが、わたしはコケリウムを楽しんでいる人たちにケチをつけたいわけではない。

わたし自身が、なにかこう…セオリーに合致するだけのものが嫌いな性分なのだ。

まあ、バカな思いつきである。

「誰かしら(失敗してもいいから)屋外でやってみたっていいのではないか?」

一般に屋外で栽培することは難しいと言われる全てのコケを射程に含めて。

 

そもそも論になるが、コケは日本国内のあらゆるところに自生している。

疑似的な育成条件が管理された容器の中や室内にのみ成立するというわけではないと思う。

コケは見た目のわりに案外タフな植物である。

例えば、乾燥圧縮された資材用の水苔が再生したみたいな話を聞いたことがある。

他のコケにも同様の生命力を期待するのはいささか酷だと思うが、樹木類や草花にはあるまじき性質があるのではないかという直感がここで働いた。

少なくとも、わたしはドライフラワーに水を垂らして新芽が出てきたということは今までに一度も経験していない。

 

手始めに屋外でコケを栽培している先例はないかと思って、いろいろ検索してみた。

わたしの検索スキルが低いのかもしれない。

日本庭園の写真が出てきた。

あとは、「スナゴケは直射オーケー。スギゴケ、ハイゴケなどは明るい日陰で育ちます」みたいな解説記事。

率直な感想としては、めちゃくちゃつまらなかった。

というか、ある意味では当然の結果でもある。

高確率で枯れることが分かっているのに、わざわざ屋外での栽培を推奨するだなんてありえない。

他にヒットしたのは一部のマニアが書いた断片的な記事くらいだった。

まとまった方法論が書かれているわけではないし、そもそも栽培環境が全く違うので、これも没。

 

じゃあ、仕方ない。

わたしが試すしかないね。

 

コケの共通項を探る

まずは、コケの性質やコケにとって相応しい環境について適当に考えてみた。

  • 根の働きが弱いか、そもそも根が根らしく機能していない(=実質的には、葉と茎に当たる部分で生きている? 光合成による栄養補給の割合が大きい?)

 → コケは他の植物とは異なり、「仮根」を張る。文字通り、仮初の根であるから、根から吸収する栄養量は極めて乏しい。どちらかというと、岩石や構造物などに自らを固定するため生やしている節がある。ただし、仮根の張り具合によっては、それを起点に葉を再生するものもあるので軽視してはならない。(例えば、コウヤノマンネングサ。)

  • 直射日光を嫌う種類が多い

 → 光合成くらいしか栄養を吸収する手立てがないくせに、こういうところがある。なんなんだお前ら。

  • 高温多湿だと死ぬ

 → コケのみならずほとんどの植物が嫌う。

  • 極端な乾燥を嫌う

 → でもある程度の乾燥には耐えてもらわないと困る。

  • 関東平野の空っ風は特によくない(=うまく育たない)

 → コケにとっての大敵っぽい。

  • 滞留水を嫌う

 → ジメジメした環境を好むわりに、古びた水が停滞するのを嫌がる。

  • 栄養の取り方がショボいので、即効性のある肥料が効かない(=臨時の立て直しが効かない)

 → 意図的に肥料は与えない。栄養分の多いものをやると処理しきれないし、カビなどが生えて逆効果となる。一部では緩効性の微量栄養素が有効という噂もあったが、詳細は不明。

 

具体的にどうするのか

だんだん文字に起こすのがめんどくさくなってきた。

論より実践である。

しかし、コケの特徴をまとめている最中にディープシェードに当たるところが適地なんじゃないかと思えてきた。

シェードガーデンという手法は昨今広まりつつあるが、そこにコケを入れてやるのもなかなか風情がありそうだ。

そんなことも踏まえつつ、栽培環境、植栽配置、定期的なメンテナンスの様子などを写真入りで記録していく。

メンテナンスについては、特筆事項があればその都度別で更新するつもり。

実験的な試みだが、それなりに考え抜いて作り込んだ。

これが功を奏するか否かは少なくとも一年間見る必要があるし、より持続性を考慮するならもう2,3年は観察しなければならない。

納得のいく結果が得られるまで誰にも真似をしてほしくないため、詳細部分はあえて割愛する。

バカを見るのはなるべくわたし一人で留めておきたい。

 

  • 栽培環境

東京都二十三区内。

そこら辺の密集した住宅街のうちの一つ。

敷地が狭く、土の容積も限られているので、植物は上手く育たないことが多い。

また、日が当たる箇所と当たらない箇所の落差が激しい。(当たるだけマシだと思いたい。)

今回植える場所は後者。

夏場はアスファルトの照り返しが非常に強いので地温の上昇は激しい。

おそらくこの辺がコケにとっての正念場になると思われる。

方角としては東側にあたるが、隣に門柱があるせいで直射日光はほとんど入らない。

結論:一般的な植栽には向かない。

Before の様子はひどすぎて撮る気も起こらなかった。

なので、作業過程で撮影した一枚だけ。

(2021/04/25)

f:id:Prushka:20210702162130j:plain

うーん、ひどい。

 

  • 植栽配置

とにかく苗のポットが増えすぎたことが背景にあり、臨時で買ってきた麻袋にブチ込んだらそのままスッポリ収まりそうだったのでやってみた、というのが実情。

ただし、植える品種に関しては日照条件の観点から考えて選んだ。

麻袋の中の植物:コゴミ、ディセントラ 'ゴールドハート'、リグラリア 'ブラッドマリークロフォード'

リフォームしたときのレンガの余りが大量にあったので、それを周りに積んでいく感じで麻袋をコーティングした。

(2021/04/28)

f:id:Prushka:20210702162248j:plain

全体的に綺麗にまとまったと思う。(後からゴチャゴチャと追加されるが…。)

レンガの合間に各種コケや山野草をすき込んで、なんかそれっぽく見えるように。

モルタルなどを使用しているわけではないので、植物に根を張ってもらい砂の流出を防いでもらおうという思惑がある。

若干傾斜になっているため、上から水を灌ぐとレンガの間を滴るような構造に。

植物のラインナップは以下の通り。

 山野草:イシガキスミレ、ヒナソウアッツザクラ

 コケ:コツボゴケ、ハイゴケ、シッポゴケ、ミズゴケ、タマゴケ、ヒノキゴケ、クジャクゴケ、ヒメホウオウゴケ、コスギゴケ、コウヤノマンネングサ、ホソバオキナゴケ、カサゴ

この時は全体的にコケは緑を保っていたが、その後もちろん枯れたり白化したりした。

 

  • メンテナンスとその後

基本的には、一日一回水をやるだけ。

コケは乾燥するとクシャクシャになって萎むので、スプレーで全体的に水がいきわたるように散布する。

晴天が続く日は、打ち水をしてやったりバケツごと放水したり。

何かと手間がかかる。

放任主義の方には全くオススメできない。

で、その後の経過観察。

(2021/06/05)

f:id:Prushka:20210702165525p:plain

コゴミとリグラリアが茂る一方で、ディセントラは早々に休眠した。

カラーリーフプランツとして植え込んだのに…。

ただでさえ宿根草で冬は地上部がなくなるというのに、夏も葉を落として寝るって本当にやる気ないなお前。

わたし並みにニートだよ。

 06/05に追加した植物:フタリシズカ、クラマシノブ、アリシウム 'シルバーフォールズ'

この辺はスペースがあったのでまあ適当に。

下は同日に撮影したコケの様子。

ていうか、本題はこちら。

f:id:Prushka:20210702170617p:plain

リグラリアの葉を退かした上部の様子。

ミズゴケの白化が目立つが、新芽が生えている辺り植えられた環境を察したのか。

何よりもカサゴケが無事だったことに驚いた。

多少茶色くはなっているが、きちんと傘を立てている。

東京都内の密集した住宅地の中で栽培することはまず不可能だろうと言われていたが…。

コツボゴケ、ヒノキゴケ、タマゴケなど暑さや乾燥に弱いコケも生きているので、これはなかなか悪くない。

f:id:Prushka:20210702171139p:plain

傾斜部の様子。

イワガキスミレとヒナソウは花期を終え、葉だけを残すように。

タマゴケとヒノキゴケなどが見える。

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同じく傾斜部のコツボゴケ。

水を与えると独特の光沢を発する。

非常に美しい。

こいつも乾燥に弱いとは聞いていたが…。

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一度は逝ったかと思ったクジャクゴケ。

なんと新芽が生えてきた。

お前、やっていくのか…。ここで…。

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コスギゴケ。

これは比較的乾燥に強い。

個人的には、スナゴケの次点くらい。

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門柱の真横。

f:id:Prushka:20210702172020p:plain

下からズームするとこんな感じ。

ここはガンガンに風が当たるので、ホソバオキナゴケを植えて耐えてもらうことに。

きちんと耐えている。

えらい。

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麻袋と門灯の中間。

ハイゴケが茂っている。

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上部の先端にあたるところ。

連日の強風で毛先が茶色くなったものの、シノブゴケは新芽を出している。

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ヒメホウオウゴケ。

こいつは普通に大丈夫そう。

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オーナメントがぶっ刺さっている根本の部分。

ここは直射も風も通らないので、ミズゴケは青々と原型を留めている。

タマゴケとシッポゴケは一度枯れかけたが、また新芽が出始めている。

 

(2021/06/21)

f:id:Prushka:20210702172856p:plain

ついにカサゴケから新芽と子株が出てしまった。

これ、もうわたしの勝ちってことでよくない?

現時点(2021/07/02)で、植えたやつは全て生き残っている。

全て枯らす覚悟で植えたので完全に予想外だったが、嬉しいことである。

 

それと、時系列が前後するが(2021/06/13)に山野草と食虫植物を追加した。

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ホタルブクロ '紅小町'

 

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ツクシカラマツ(筑紫唐松)。

門柱の隣がいまいち花芽にかけていたので。

ディセントラは葉の一つでもいいから出せ。

 

それと見えない位置に、イカリソウ '紫小町'。

取ってつけたような感じで植えたので、これは写真に映していない。

食虫植物の方も写真を撮っていなかった。

ドロセラ 'ビナータ' と、ウトリキュラリア(サンダーソニー?だったか)。

いずれも存命です。

ジメジメしているとコバエが酷いので、じゃあこいつらに喰ってもらおうということで導入した次第。

細々と仕事をしているのか、以前に比べるとあまり見なくなった…のかな。

 

…と、まあガチャガチャ書いているが、正念場は真夏。

とにかく夏越しできるかどうかが鍵になってくる。

欲を言えば、もう少しコケを綺麗に緑化させたい。

まだ環境に適応している途中段階だと思うので、今出ている新芽が都合よく育ってくれることを祈るしかない。

あとは今後の状況を報告したりしなかったり。

それなりに自信を持って「これならイケる!」と判断できたときに、具体的な方法論を書くことにする。

 

ちなみに、本日の様子。(2021/07/02)

f:id:Prushka:20210702181333j:plain

そういや、シラサギカヤツリも植えたのだった。

梅雨は水やりの手間が省けて助かるね。

バラの世話ができないのは、それ以上に鬱陶しいことだけど…。

あ~疲れた。

なんだか思考停止して主題から外れそうなので、ひとまずこれで終わり。

身体がダルい

身体がダルい。

鉛のように重い。

ベッドから抜け出すのにとても時間がかかる。

気分は安定しているものの、動ける日と動けない日の落差が激しい。

動ける日は複数のタスクが消化できるのだが、動けないときは本当に何もできない。

もはや何をしたか記憶も定かではなく、思い出したように日記をめくると空白が続いていて唖然とする。

そんなことが断続的に起こっている。

本当にうんざりする。

人生に向いていないと思う。

現状をどうにかしたいと考えるばかりで一向に手が動かないのは、世間で言うところの甘えというやつだろうか。

バカバカしい。

ドライフラワー/ポプリの販売

なんでわたしがこんなことをやる羽目に…。

無一文だからです、はい。

というわけで、その他さまざま込み入った事情もございましてこのたび趣味で栽培している植物をドライフラワー/ポプリなどにして売り飛ばすことにしました。

わたし自身、バラや宿根草などの育成は完全に自己満足で始めたことだったため、「これらを金づるにして一発当ててやろう」とはこれっぽっちも考えておりませんでした。

しかしながら、無職になって以来金は消費し続けるのみ。

自明。

今は実質借金暮らしであり、それに伴って(当然)同居人からの扱いもいよいよ飼い猫以下となってきたため、大変厳しい状態です。

最近ようやっと動けるようにはなってきたのですが、ひとまずどうにかまとまった金を工面しなければ社会復帰の基盤も構築できないと判断したため、このような活動を渋々始める流れとなりました。

仕方ないね…。

無論、これで食っていこうとは微塵も思っていませんし、あくまで最低限の生活費を稼ぐ程度の額しか期待しておりません。

…が、一応金をもらってやるからには相応の質のものを提供したいという信念は捨てないでおこうと思います。

社会的弱者の救済とかいうお題目や、慈悲の心などは一切無用です。

一消費者としての視点で見た際に、「おっ、これはほしいかも…」と素直に感じたときだけポチッと購入して頂ければと思います。

それが資本主義市場ってやつですからね。

ご意見やご要望などありましたら、どの連絡先でも結構ですのでお気軽にお申しつけください。

可能な限り対応させて頂きます。

URL:Lone Maid

一応作った、よ。

Storesの方には、なんか試作品っぽいのを適当に出します。

売れなかったら死にます。

事前にご連絡いただければご希望に沿うものをお作りいたします(ご希望に沿えるとは言ってない)。

 

んで、それと…最近(?)になってから「こういう植物育てたいんだけど、よく分からないから教えて」という声をけっこう頂くようになりました。

ありがたいことですね。

わたしはあくまで個人としてガーデニングを嗜んでいるだけなので、それを生業とされている方と比較すれば当然経験もノウハウも乏しいわけですが、個人にしてはかなりの種類を跨いで触っている、つもりです…。

特に、バラに関してはまあまあ上手く育てられるようになりましたし、エアープランツ(正式名称はTillandsia)みたいな珍奇植物の扱いにもだいぶ手慣れてきました。

もう3,4年はやっているから、ですかね。

たぶん対応できる植物:バラ、その他花木、草花全般(多年草宿根草一年草)、多肉系(アガベとか、オペルクリカリア・パキポディウムなどのコーデックスみたいなの)、着生植物(ビカクシダあたり)、オージープランツ(プロテア・リューカデンドロン・グレヴィレアとか)、一部ブロメリア(チランジア・ディッキア)、コケ辺りもOK。

植物に関してのご相談などございましたら、こちらもお気軽にどうぞ。

有料相談とかいちいちケチくせえこと言わないので、わたしに教えられる範囲のことであれば余すことなくお教えいたします。*1

なんかこう…そんなん教えられてもできねーよって感じで、それでもコレ育てたいんですけど!って方がいたら現地まで行ってわたしが作業してあげます。レクチャーもします。

観葉植物のレンタルしてる会社の定期メンテナンス?みたいなやつですかね。

範囲的には、まあ関東圏にお住いの方くらいで…。(そんなやつほんとうにいるのか?)

必要な経費(苗・資材、運賃とか)以外はチップ制でいいです。

なんかまあ、時給1000円くらいになる感じで…。

こっちはさすがに勢い半分で言っているところがありますね。

正直、ごく一部の親しいフォロワーを除けばそんなけったいな方そうそういらっしゃらないでしょうから。

でもまあ、誰であろうと誠実に対応いたしますので、その点はご心配なさらず。

召喚に応じてオタクが土をいじったりします。

 

さしあたってのお知らせはこんなところかな。

まさか広告を自らする日がくるだなんて思っていなかったよ。

そんだけ生活が困窮しているってことですね。

ヤベェーよ、マジで。

あっ、みなさまどうぞよろしくお願いしまーす…。

*1:しかしながら、植物の栽培・管理方法は個人によってまちまちです。「この方法ならば絶対に枯らさない」といった保証は出来かねますので、最終的な判断はご自身でお願いいたします。

停滞

停滞している。

新陳代謝とかそういう現象以外の全てが滞っている。

そもそもわたし自身生きる気力が希薄であることは確かなのだが、最近は特にひどい。

生活そのものがだいぶ危ないレベルに陥っている。

どのくらい危ないのかというと、昨日と今日の境目がまるで分からん、というくらいには。

 

原因その1、寒い。

もう3月なのにどうしてこんなに冷え込む瞬間がくるのか。

こんなに肌寒い日が続くのならもっといっそオゾン層の破壊を推進したほうがいいと思う。

真冬の寒さは論外だとしても、なんというか“春に入ったというほどには温まっていないけれど冬が終わったとも言い切れない微妙な寒さ”がやる気を削いでいる。

煙草を吸うために玄関に出ようとしたらパーカーを羽織った方がいいかどうか逡巡するようなアレ。

こういう気温の変動とかには人一倍敏感な性格なので、わりとストレスになりやすい。

極端な話、家から出入りするだけでも腹が下ったりする。

わたしはカス。

はやく春になってほしいと切願しているが、春になった途端どこからともなくウヨウヨと湧いて出てくる芳ばしい何かが眼に入ったりして、気が滅入るのだろうなとも思っている。

寒いのも嫌だが、吹き出物が不可避的に視界に入るのも嫌だなあ。

でもどちらかと言えば、もう少しぬくぬくさせて頂きたい、かな。

 

原因その2、花粉。

なぜ樹木の乱交パーティに我々が強制参加させられなければならないのか?

数多の人間にぶっかけたところで種の存続は望めないのだぞ。

程度をわきまえて静かに生きてほしい。

わたしは花粉にもめっぽう弱いのだが、鼻水が出る程度なら市販薬を少し飲めば収まる。

一番厄介なのは、倦怠感だ。

確実に風邪ではないと分かるけれど、風邪の症状に該当しないギリギリのラインで熱っぽさや身体のダルさを引き起こす。

これが鬱陶しくてたまらない。

向精神薬と(一部風邪薬に含まれている物質?)でそれなりに対応できるのだが、効果が切れ始めると徐々に意識にも陰りが出てくる。

森林再生プロジェクトと銘打って杉とか檜とか植えまくっている団体がいたら、そいつらも含めて土地ごと焼き払った方がいい。

消し炭の方がまだ用途が存在するだろう。

 

そういう感じで散々なため、もうまったく全然これっぽっちも進捗が生まれない。

あとはそう、金がない。

働いていないのだから当たり前だ。

しかし、このような社会にあって消費活動が極度に制限されると、必然的に不健全さを招く。

要するに、負のスパイラルにズブズブと入り浸っているのが現状というわけだ。

それを少しでも乗り越えようというか、緩和しようと思ってこの記事を書いているのだが、そんな気配も全然起こらないので困った。

どうしたらいいですか。

どうしたらいいのでしょうね。

とりあえず、キングコングの西野を10万円で休ませるやつとかやめませんか?

わたしに1000円でもくれたらあなたの庭に生えている雑草を根こそぎ抜いてあげるのになあ、と思う。

真面目な話、ガーデニング周りで相談事があれば気楽に頼って頂きたい。

有償相談とかケチくせえこと言わないし、もしミントやサボテンすらも枯らすような筋金入りのド素人相手なら隔週でわたしが様子を見てやりたい。

副業マッチングとかでなんかできないかなーと考えて、適当に検索エンジンにかけたがどれもクリックした時点で吐き気を催すサイトしかなかったので即刻やめた。

こんな中途半端なスキルに定価など付けられるはずもない。

チップ感覚で投げ銭されて、それでちょっと贅沢できれば満足な人生だと思う。

うまいこと社会的にぬるぬるしたいが、まあそう都合よくぬるぬるできるだけの能もないので、こうしてブログでガタガタと抜かしている。

わたしは本当に救いようがない人間。

最近は、D4DJが楽しいです。

お家で無料の音ゲーって、いいね。

はい。

落ちこぼれでもまだ舞えるのか

近状

バラ(フェンス際の中央 : Nahema, 左手前 : William Morris, 最奥 : Pat Austin)を誘引した。

あれこれと考えている合間に4日も経っていたけれど、去年よりはマシなんじゃないか?

Nahema は相変わらず強健な性質で、黒点病だろうが何だろうがお構いなしって感じ。

私の庭に迎えてから今年で3年目だが、ベーサルシュートもニョキッと出すし放任でもよく開花する。

しかし、ステムが長いのでその点については両義的。

William Morris と Pat Austin は去年の冬に大株を買って定植した。

Auswill の方はよくシュートを伸ばしてくれた。

だいたい2mくらい。

樹勢は強い方だと思う。

トゲがデカいので、株の目の前でこけたりするとヤバい。

枝自体はしなやかで誘引しやすかった。

Nahema との共演に期待。

Ausmum は普通のシュラブって印象。

イングリッシュローズではあまり見られない珍しい色合いをしているため、庭のアクセントになる。

シュートも1~1.8m程度で収まるので、下の方が寂しくなりがちなNahema をフォローしてくれる…と思う。

あと、花壇の宿根草とかも根こそぎやり変えた。

来年の春には、そこそこの出来栄えになっていることを願って。

 

Before

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After*1

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てか寒い。

バカみたいに寒い。

どう考えたって、この時期にわざわざ外に出て日が落ちてからも屋外で作業をするのは賢明とは思えない。

消費エネルギーや肉体的ストレス、その他諸々を勘案するとなんだか全然割に合わないような気がする。*2

春春秋秋とかじゃダメなのか?

そっちの方が疑いようもなく明らかに過ごしやすい。

地球上の全生物に問いかけても、おそらく過半数が賛成を占めて可決されるだろう。

日本に四季があることは、ほんとうに日本の誇りですか?

プライドの安売りはやめろ。

私は暑いのも寒いのも大嫌いだ。

 

で、何書こうと思ったんだっけ。

あ、そうだ。

12月に入ってから何だか知らないがやたらと動けるようになった。(躁?)

こっちが主題だ。

処方箋(向精神薬)に変更を加えなくなってから、2カ月あまりが経過した。

修正の必要性を感じなくなったのは、精神が安定してきたということの証左かもしれない。

もちろん環境的な要因も大きいけれど、自己に対する理解(…何の?)が少し深まったことで以前よりも行動を制御しやすくなった、んじゃないんですかね…。

相変わらず義務的なことに関しては、腰が重たいままなのだが。

重い腰の上げ方も、少しはわかるようになった、とでも言っておこうか。

 

それと、最近気づいたことを適当に列挙しておく。

あくまで動けなくなったときの(未来の)私用だが、非定型の精神異常者も参考になったり、ならなかったりするかもしれない。*3

 

・09:00 起床 ~ 24:00 就寝

生活のリズムとしてはよかった。

一日の動きが全体的にスムーズになり、情緒が安定する。

・休憩を入れる

小刻みに休憩を入れた方が結果的に日ごとのパフォーマンスは向上する。

コーヒーとか紅茶とか日本茶とかでホッと一息つきながら、再覚醒を待つ。

ラムネ(隠語ではない)やチョコレートなどがあるとより良い。

・情報過多を回避する

スマホを開かずとも家の中にすら腐るほど情報は充満している。

いらん情報に脳のリソースを割くべきではない。

遮音性イヤホンをつけて目を瞑り、数分経つと意識が多少クリアになるか、臨時の過眠を取ることが可能になる。

・スケジュールはEvernote, 些末なことはメモ帳へ

1ヵ月ごとのカレンダーを作ってその日の行動を大まかに記録するよう心がける。

空白が多ければ多いほど不動が続いていたと自覚できる。

小さめのメモ帳を持ち歩いていると、「あんまり興味ないから速攻で忘れそうだけど後々役立ちそうなこと」とか記録できるようになる。

・一日三食くえ。

飯を食わないと不動明王になる。

・既定の薬は忘れずに飲む

忘れずに飲むためには、カレンダーに錠剤シートごと引っ掛けるか、ベッドの近くに2Lのペットボトルごと置いておけばよい。

これで就寝前の薬すら飲み忘れるようなら、認知症の疑いがあるので別の病院へ通うことになる。

・ストレッチと軽度の筋トレ

合法麻薬。

神経伝達物質が活性化するのを実感した。

基礎体力も上がって、一日の行動量も増加するので短期的にも長期的にもメリットが大きい。

・集中している事柄・対象物を再認識する癖をつける。

例えば、私は昨日18時間近くiPhoneをいじることに集中していた。

関心のあることばかり調べていたせいか、過集中が発動すると手に負えない。

なるべく集中状態に入る前に、「今自分は何をしているか/何をしようとしているのか」と意識的に問うようにする。

過集中は、それが向かう対象さえ間違えなければ強力な武器となる。

・断薬日を設ける

SSRI及びBZD系睡眠薬離脱症状を伴うため、それらと胃薬を除いた向精神薬については、長期間の連用による耐性形成を極力回避するために、丸一日抜く。*4

必然的に不動明王になるが、真冬の屋外作業は無理やり意識を引き戻す効力がある。

表へ出ろ。

・喫煙

ニコチンはドーパミンなどの神経伝達物質の働きを活性化させる。

究極的には、ニコチン濃度が高くて安いショートピースとかが吸えると良い。(その分タールもえげつない量が入れられていることを確認すべき。消臭スプレーは持っておいた方が良い。)

缶ピースでピラミッドを作るのも一興。

メンソールやフレーバー系のもので口直しをするのもアリ。

あくまで、気分が悪くならない範囲で。

酒が飲めない*5のだから、私はどんどん肺を汚していくぞ。

 

総括 : 動き、結果を出す。

*1:この時点では花壇下の植栽はいじっていない。

*2:「日が落ちてもガーデニングをやり続けているお前が悪い」などの正論は一切受け付けない。

*3:これらを参考にしても「生活の改善が~」とか「何たらに支障が~」みたいな文句は一切受け付けない。全て私の所感に過ぎない。お前の生活は、最終的にお前自身で何とかするしかない。武運を祈ります。

*4:頻度としては週1日が理想的だが、それが難しい場合もある。ケースバイケース。

*5:睡眠薬と併用禁忌。

幼児的な、あまりに幼児的な

そろそろ11月が終わる。
今月自分が何をしたか振り返ってみた。
愚行ばかりが目についた。
自分で定めたことを自ら破った。
遊び呆けていた。
それだけだった。
実年齢通りの人間なのか極めて疑わしい。
私はいわゆる発達障害者(というと、変にアクセス数が伸びたりして嫌なので今後は「非定型」と書く。)なのだが、この特性のおかげで随分と不要な苦労を味わっているように思う。
私という存在そのものが暴れ馬のような感じで、どうにも制御が効かない。
向精神薬の調整が終わってからは少々マシになったと感じるが、それでも人前に出て労働をする水準には達していない。
私は「非定型」と称して、十把一絡げに何かを主張するのは好きではない。
というのも非定型の中には、自閉症スペクトラムASD)と注意欠陥多動性障害ADHD)という下位分類が存在し、その人によってグラデーションが異なるからだ。
また、それぞれの項目で矛盾しているのだけれどなぜか同居する性質があったりして、当事者ですら完全に把握することは難しい。
便宜的になんかそういう名前が与えられているというだけである。
私は一人の非定型発達者ではあるが、同様に診断された他の人々がどうこうという話をここするつもりはない。
健常になりそびれていい歳こいた男が「私は一ヶ月でこれだけバカをしました!」と愚痴るだけだ。

一つ目。
自室の掃除が終わらなかった。
未だに終わる気配すらない。
今月の初旬にゲーム仲間(※全員野郎)が遠方から押し寄せてきて、私の家(※実家)に泊まることになった。
最初に私の部屋が汚いことは告げておいたが、直前になってもほとんど状況が変わらないので徐々にグループLINEから「お前、正気か?」と危機迫った空気が立ち込めてきたを覚えている。
実際に巻き込まれる側になると、だいたいの人間はキレるのだなあとしみじみ思った。
いや、キレない方がおかしいと私でも思う。
客人を家に招き入れるのなら、最低限の掃除はしておくのが礼儀というものだし、その認識はどうしようもなく正しい。
しかし、私にはできなかった。
なんなら、前日になっても「このままじゃヤバい」という実感すら湧いてこなかった。
私自身のことなのに、両親から本気で怒鳴られて「どうやら全員が自室の状況をヤバいと思っているらしい」と思い始めてからようやく片付けを始めた。
一方その頃のゲーム仲間たちは、すでに自分たちが乗る新幹線について話をしていた。
私だけ、スケジュールが破綻している。
必死に掃除をしている最中に「このままじゃ終わらない!」と思った。
当たり前だ。
このまえ掃除をしたのは一体いつだ?
3年以上前だ。
床にばら撒かれた本だのグッズだのをまとめて、飲みかけのペットボトルや薬剤シートの残骸を70リットルのゴミ袋にぶち込み、掃除機をかけ、水拭きして、最後は全体を見回して…なんて1日で出来るわけがない。
だが、あいつらがくるその直前まで本気でやれると思っていたのだ。
最終的に、最寄り駅へと迎えに行くまで掃除をし続けて、待ち合わせ時間ギリギリになってあわててパジャマ姿のまま自転車を飛ばした。
時間感覚がおかしい。
そうして、汚い自室はあまり使われることなくオフ会が終わり、もう掃除の続きをするモチベーションは一切残っていなかった
やったらやりっぱなしである。
私一人が使う分には汚くても大して困らないのが良くないのだと思う。
私の部屋は普段使うものと滅多に使わないものがごっちゃになっている。
その都度どこにあるのか探すのは極めて非効率な作業だが(時間をかけると)結局見つかってしまうことが大半なので、発見時には掃除とか整理とかいう概念はどっかにいっている。

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前日。(11/7)

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現在。

掃除ってどうやるんでしょうね。

掃除の必要性は感じているのに、手がつけられない。

なんだこれは?


二つ目。

2万で買ったイヤホンをわずか一週間で洗濯した。

確認していたつもりだった。

カーディガンのポケットに入れっぱなしだったらしい。

呆れた顔をした母親から手渡されて、おそるおそる聴いてみたら普通に音は流れた。

よかった。

よくないだろ。

何回イヤホンを洗濯すれば気が済むのだ。

ICカードだって定期的に水洗いしている。

これもどれだけ注意しても直らない。

ある日ふとした瞬間にやらかしたと気づいて、気づいた頃にはもう終わっている。

今回はことなきを得たが、次はもう見たくない。

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radius HP-NHR31(1週間で洗濯。ごめんね。

リケーブルにリケーブルを重ねたSHURE の SE215sp がついにイカれたので、買った。

重低音の響きがとても良いので満足している。

ボーカルや高音域も普通に出る、というか重低音の響きが良すぎるせいでこっちが相対的に出ていないように聴こえるけれど、ちゃんと綺麗に出力されていると感じる。

付属のイヤーピースだと微妙に音漏れがしたので、Comply Ts-500 に変えた。

これで地下鉄の轟音すら気付かないレベルの遮音性を確保できた。

私はイヤホンがないと外に出られない。

他人の会話がずっと耳に流れ込んでくると頭がおかしくなる。

壊さないようにしないと。


三つ目、今日だ。

自分で取った映画のスケジュールに間に合わなくなった。

今月だけで2回目だ。

いつも映画を見る度にギリギリになってスクリーンに駆け込んでいる。

最近は駆け込むのも論外なレベルで遅刻するようになってきた。

マジでやめたい。

本当は入場者特典目当てで行くつもりだったのだが、起きたときには上映開始時刻をとっくに過ぎていて死んだ瞳になりながら身支度をした。

結果的に本編開始から半分以上経過した状態で出入り口の直近席に入れさせて頂いた。

内容が内容だけに他の来場者には本当に申し訳ないことをしたと思う。

それぞれの映画館の規定にもよるらしいのだが、私がよく利用しているところは原則として入場者特典はスクリーンに入って自分の指定した席に座らなければ貰えない、ということになっているらしい。(つまり、半券と交換と言うわけではない。)

もっとも、時間通りに行けばそんなことはどうでもいいのである。

時間通りに行け。バカが。


以上、自戒。

私は自分で更新すらしていないブログを定期的に読み返すとかいう意味のないこだわりムーブをするので、後々の私の目にも入るだろう。


あとこれは余談だが、「障害も個性」だとかいう主張が電子の海のどこかでされていたと思う。

私は他の大多数の非定型のことは知らんので、仮に「非定型は障害ではなく個性です」と述べられていても、主語がでけえなと巻き添いを喰った気分でタブごと閉じる。

しかし、私のここ一ヶ月のやらかし(全てがそれのせいというつもりはないが、いずれも幼少期から繰り返されてきた例だし、もはや意志の力で制御しうる範囲にないこと)を個性だとかのたまうやつがいたらその場で顔をぶん殴っているに違いない。

「私の個性は、掃除ができないことと、買ったイヤホンを一週間足らずで洗濯することと、映画を予約時間通りに鑑賞できないことです!」ってか。

冗談も大概にしろ。

もう自分で自分の相手をするのは疲れた。

自閉にも飽きはくるのだ。

年明けと言わずに12月からちゃんとやれ、私。

江の島 / 横浜イングリッシュガーデン

所用のため、レンタカーを借りて神奈川まで行ってきた。

身内を連れての遠出だったのだが、運転自体できるのが私しかいなかったので、連日慣れないドライビングをさせられることになった。

私は一応免許(もちろんAT限定)を持ってはいるものの、仮免二回落ち・適性検査オールCであったポンコツっぷりは伊達ではなく、車内では終始怒号が飛び交うという厳しいシチュエーションが続いていた。

まあ正直、ワイパーのかけ方すら分からなかったのはかなりヤバかった気がする。

あと都内の車道は情報量が多すぎて到底処理しきれないので、走りたくない。

良識のある皆様におかれましては、向精神薬を常飲している人間に運転を代理することは極力お控え下さいますようお願い申し上げます。

 

まぁそれはそれとして久しぶりの遠出は楽しかったし、絶えざる注意喚起のおかげか、幸い事故もなく無事に帰ってこられた。

その代わり、極度に神経を摩耗して二日寝込むはめになった。

車はいつだって殺人兵器になりうるという事実が、ハンドルを握っている最中にも脳裏を掠めるのだ。

疲れないわけがない。

しかし、ポルシェに乗り時速200kmで爆走して事故る人間も世の中にはいるらしいのだから、非常に頭が痛くなる。

車での外出はしばらく難しい。

…という感じだし、そもそも藤沢まで行くことは滅多にないだろうから、ブログにでも記録しておく。

 

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江の島大橋を渡る前の港。

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商店街。

人が多い。

特に、肌が小麦色に焼けていて声が超絶デカい湘南の民や、健常の二文字を絵に描いたような人々が群をなしていて、これがあまりメンタルによろしくなかった。

彼ら彼女らの前では、灼熱の陽射しも、コロナウイルスも大した意味をなさないのだろうな…と思った。

イヤホンを着けて対抗したが、声量が大きすぎて耳を貫通してきた。

一体何が連中を騒がせるのか…。

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身内にそそのかされて神社の先まで行くことになったが、普段インドアな私がこの時期の江の島を渡り歩くにはあまりにも酷すぎた。

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綺麗だが…。

この時点で奥まで来たことをかなり後悔していた。

平日にも関わらず観光客であふれていたので、相変わらずマスクは外せなかったし、メガネも曇って前があまり見えなかった。

Tシャツは汗でびしょ濡れになり、息も完全に上がっていた。

ケチって展望台には登らなかった。

しかし、もっと奥に下ると岩屋洞窟があると言われ、(そっちに行った方が涼めるのでは…?)という狂った思考が働き、再び歩くことになった。

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表の賑やかな商店街と比べると退廃的な雰囲気があってよかった。

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岩屋付近からの眺め。

汗と潮風でベトベトになった皮膚の感触が不快だったが、まあこの光景を見られたからいいかな…。

洞窟の中には入ったものの、思ったより涼しくなかったし、とりわけ写真におさめたいものもなかったのでスーッと出てきてしまった。

むしろ、海岸のほうが見ていて楽しかったかもしれない。

波打ち際や潮だまりで乳繰り合うカップルと、海に向かってひたすら一眼レフを構え続けるおっさんが同居するという、シュールな絵面が観測できたりする。

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下り。

登り専用の有料エスカレーターがあったけど、改めて見ると大して距離ないな…と。

せっかくなら岩屋の方まで伸ばしてくれたらいいのに、とか不満ばかり漏らしていた気がする。

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海鮮丼。

うまい飯は食欲を満たすと同時に、だいたいの苛立ちと不満を粉砕する。

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帰る頃にはすっかり日も暮れていた。

公衆トイレの前には派手な格好をした若者が二人居座っていて、なんかお互いの夢について語り合っていた。

何を目指すのだろう。

音楽関係?

明確な目標もなく、ただ漫然と日々を生きている私にはいささか明るすぎる話題だな…とか何とか思いながら隣を通り過ぎた。

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藤沢市観光案内所に貼ってあったポスターを見て、(そういえば、この辺って青ブタの聖地だったっけ…)と思い出した。

双葉理央、やっぱりかわいいな。

久しぶりに原作を読み返そうかと思ったけど、本の山に埋もれて行方不明。

自室の掃除をやらなければ。

 

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横浜イングリッシュガーデンの脇にあった植栽。

どうして入口ではなく、ここを撮って入場したのだろう。

たぶんアガベを発見してテンションが跳ね上がり、そのまま行ってしまったからだと思う。

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イングリッシュガーデン内部。

主役のバラがオフシーズンと言えども、庭として完成された景観を見せつけられ、膝を打つ。

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八重咲きムクゲ

紫とピンクの間で移ろう花の色が美しい。

(しかし、管理者の方曰く「毛虫が付きやすいのでオススメはできない」とのこと。)

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こういった総合的なコーディネーションは非常に難しい。

つい最近まで「主役になる植物」ばかりに目を向けていたが、主役は脇役がいるからこそ主役たりうるのであって、全てが全て華々しさを主張する植物では見ていて疲れてしまうと直感した。

私には「一見地味だけれども、他を引き立たせる役目を持つ植物」の知識が圧倒的に足りていない。

バラの下草選びに苦戦しているのも、たぶんこの辺が詰められていないからだろう。

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ベル咲きのクレマチス

この色合いでベル咲きの品種は、篭口くらいしか知らないのだが…。

合っているかな?

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カンナ。

やはり、迫力が段違いだった。

私の庭ではスペースの都合上どうしても植えられない品種だが、植栽の面積に余裕がある方なら一株植えるだけで強烈なインパクトを与えられるので、景観のデザインもしやすいのではないだろうかと思う。

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ガウラ(白蝶草)。

私の家のガウラもまあ直立してくれないのだが、管理者の方と話をしていたら、「春先にピンチをしてあげると倒れにくくなる」とのこと。

なるほど。

「まあ、うちのも倒れているんですけどね(笑)」と、管理者さん。

おそらく根っからの植物好きであることが話の節々から窺えたし、仕事中にも関わらず気さくに応対して下さった。

「庭作りが上手くいかない」と相談したけれども、最終的には「経験が全て」と語っていた。

植物図鑑のデータはあくまでデータに過ぎないのであって、実際に自分の庭でどう成長してくれるかは植えてみなければ分からない。

グランドカバーの植物が高さ2mになるということはありえないにしても、植物の成長具合は、各々の環境によってどうしても差が生まれてしまう。

それを掴むためには、とにかく試行錯誤しかなく、「駄目になったら駄目で、引っこ抜いて次を試す」。

この繰り返しであると。

どうやらプロの方でも、この点ばかりは経験がものを言うらしい。

満足のいく庭を完成させるための道のりは、思っていたよりもはるかに遠そうだと感じた。

自分の植えた植物が枯れていく様は、いつだって見たくはないが、その繰り返しの先にしか求めている光景は見られないのかもしれない。

まあ、所詮は趣味の域なのでプロに勝てるわけはないのだが、少なくともそこら辺の庭よりは洗練された空間にしたいと思う。

おしまい。